学費からみた通信制高校を誌上体験してみたら

子供を持つ親として、知っておきたい一つに、通信制高校があります。高校の教育課程の一つとして、「通信制課程」が置かれている高校のことです。

中学卒業したての10代の生徒から、社会人、お年寄りまで、様々な人が在籍しています。全日制から転入、編入の人、過去に高校に進学する機会がなかった人、スポーツ、芸能で活動しながら、それぞれに卒業を目指します。

通信制高校は、レポート(報告活動)、スクーリング(面接授業)、単位認定試験という流れになります。目安として、レポート提出は年50~60通、スクーリングは年20~25日程度の「単位制」が基本です。

その学費は、公立と私立で大幅に違います。

公立の学費は、入学金500円、授業料年1~3万円と格安ですが、先生と接する機会や登校が少なく、直接指導もほとんどありません。私立の学費は、入学金2万円、授業料年20万円で、基本は自宅学習ですが、先生から指導してもらえます。独自の学習の形や、奨学金制度もありますので、自分自身の特性を考慮し、通信制高校を比較し、充分検討して決める必要がいるでしょう。