広域通信制高校とは

通信制高校には、全国から、あるいは3つ以上の都道府県の地域を対象に、生徒の募集を行っている学校を指します。
受験するにはその募集地域に在住していることが条件となりますが、この地域が広域であるのが広域通信制高校です。


<広域通信制高校の特徴>

通信制高校はスクーリングを実施し、卒業のためにはそれへの参加が必ず必要です。
広域に跨っていることから、このスクーリングを合宿形式にして、年間規定数をクリアさせる方式をとっているのがこの通信制です。
この合宿型のスクーリングでは、集中して短期間に行うため、通学などの負担は少なくて済みます。
またスクーリング会場も全国にわたってあるため、遠方まで行くこと無くスクーリングを受講することができる環境が整えられている学校も多く見られます。


<広域通信制高校の授業形態>

インターネットを利用した授業が行われているものも多く、そのシステムを利用して、先生とのやりとりもウェブ上で行う学校も増えています。
普通のスクーリングよりもその機会が多く与えられることから、生徒へのサポートやフォローが細やかだとも言われています。
生徒同士もウェブ上でコミュニケーションを取ることができますので、不登校などからの無理のない形での脱却後押しも可能となります。